月別アーカイブ: 2012年6月

イギリスのソーシャルファイナンスで気づいたこと

初英国、初ロンドン。
ロンドンで、ソーシャルファイナンスについて興味深い事例を知りました。
そしてそれを入り口にして、国の考え方の違いに気づかされました。走り書き。

ロンドンにしては気持ちのいいお天気のもとLondon Fieldsの近くを歩いていたら、
都市農園のようなとってもかわいい場所に出会いました。
沢山の動物がいて、畑があり、そこで採れた野菜が食べれるレストランを併設されている、
地域で運営されている都市農園。
平日19時過ぎだけど、屋外レストランは仕事を終えた人たちでにぎわっていました。
(クオリティオブライフが高い!)

そこで見つけたこのロゴ。
これは、イギリスの国営宝くじと、その資金を運営する会社のロゴとのこと。
1994年に国営宝くじが復活したときに、
宝くじ会社と、その収益を社会貢献活動に使うための組織がセットで作られ、
イギリスの大きなソーシャルファイナンスの元になっているとのこと。
こちらでソーシャルイノベーションの研究をしていた方に
少しお話を聞かせていただきつつ、少し調べてみました。
参考URLを後ほど追記します。

イギリスは社会貢献活動・社会的企業などの考え方も先進的な国。
そして”ロンドンは未公開株式投資の先導者であったように、社会投資という新たなアセットクラスの運用でも先駆者。”(引用)であるとのこと。

 

イギリス人は宝くじが大好き、という話はきいた事があるけれど、
この国の豊かな社会的活動は、国の方針によって宝くじと組み合わせた財源が大きく貢献して循環しているという、ひとつのエコシステムが出来ていました。
これはイギリスの社会的活動団体にとって、重要な変化だったとのこと。
(Lotteryについても理解が浅い部分が大いにあると思う。ぜひご指摘ください)

 

ここ数日、ロンドンのメンタリティに少しずつ触れ、そしてこの国の
社会概念の特徴に驚きつづけています。

まだ言葉にできないけれど、少なくともいまの日本では実現が難しいことが
普通の顔でうごいている。

そして、この国の、「新しい概念を作って、広める」ことの上手さ。
そうせざるを得ない気候・宗教・産業的背景があったことも想像できつつ、
これが世界の実権を握ってきた国かと・・・

まだまだファーストインプレッションばかりだし、
宝くじについても調べてみると他国でも事例があるのだけど、、
一旦ポスト。
もう少しこの国のことが知りたい。今必要としていることで、
ここから学んで応用できることが多くありそうだと、じんじん感じています。

日本を知って、イタリアで触れ幅の大きい生活をして、
同じヨーロッパ圏の他の国に来てみて、
まさに「国の違い」を痛感しています。

アイディアを収集して、捏ねて、
形にしていきたいっ

(宝くじの収益は、5つほどの柱の使途に分けられている。
ミレニアム、ヘリテージ、アート、スポーツ、チャリティー→コミュニティ)

 


有名都市だけ知ってるなんてもったいない

日本から友人が来てくれて、イタリアをぐるりと回ってきました。

今回の旅で、イタリアの自然美の凄まじさと、
ダイナミックな地形からつくられた南の街に完全にやられました。
イタリアは有名都市だけ知ってるのはもったいなさすぎる。
ぜひ南へ。

毎日現地ゲストが登場する、ステキな偶然でいっぱいの日々、
旅先で出会った人たちの満面の笑顔がほんとうに印象的。

この写真はマテーラ。南に行ったひとにはぜひ訪れてほしい街です。

ああ、このイタリアのレンジの広さ、懐の深さ。
本当に驚いた!


いまヨーロッパに居る意味

ギリシャ総選挙の結果、緊縮擁護派が勝利確定しました。
ギリシャはユーロ圏残留の方針が固まっていきそうですね。

ヨーロッパが激動するタイミングで欧州圏に居る意味が、
いま感じているより大きなものになっていく気がします。
まだまだ理解が浅い今も。

一番身近なところで、このあまりにもの若者達の仕事のなさに、
ときどき途方に暮れます。
それでもおなじく、“街路レベルの人々の間には未だに楽観論が漂っている”(引用)
ことに希望を感じます。

日本の未来はここに近い形なのでしょうか。
ユーロ圏の動きに学び、どのようなアジアを作っていけるだろうって、
ぼんやり考えます。

引用:「欧州統一通貨ユーロとヨーロッパの未来:ギリシャ再選挙」
http://blog.archiphoto.info/?eid=1170692


the HUB Milan

今日からミラノ。明日は “the HUB Milan”に行ってきます。
http://milan.the-hub.net/

HUBはロンドン発祥のCo-working Space。現在世界各国26ヶ所に展開中です。
tokyoでもまさにオープンに向けて準備中で、友人江口 くんも設立に向けてずっと関わってます。

今回の訪問は、先月the HUB MilanのFounderと知り合ったことがきっかけ。
大きな街もそうだけど、別の要素を持った街にもできる可能性があると思う。
これが街の装置としてどのような人の流れをつくって、
どう世界と繋がってプロジェクトが生まれてきているのか。

ぜひレポートしたいと思います。


イタリアのローカルライフへ移動

引っ越し完了!新しい家は典型的なイタリアのアパートメント。
ときどき猫がやってきます。
風通しがよくて緑が沢山、隣には庭にテーブルを出して屋外を楽しむ家族が。
新しいルームメイトは絵描きさんをふくむ音楽と植物がすきなひとたち。

先週急遽家を探さなきゃいけなくなって、”これがよく聞く
海外での住居ハプニングか!”・・て苦笑しながら慌てた日々だったけど、
すてきな場所が見つかってよかった!数ヶ月で色んなことがある。

そして早速始まったご近所づきあい。この家2日目にして、
すでにアパートメント中のひとが私が越してきたことを知ってるみたい。

出かけ間際に初めて会ったおばさまに、
「ユキでしょ、いらっしゃい!」と呼び止められてハグ、
家庭菜園でできた一番最初のトマトをもらった♪

人や動物が通りかかるたびにお喋りして、こんど一緒に料理をつくることに。
ただでさえイタリアは声をかけあう文化があるのだけど、
さらに濃密なご近所空間に入りこみました。こういうの大好き。

それにしても2日目なのにこの日常生活の変わりっぷり!
もしかしたら初めてこの街のローカルな暮らしに触れているのかもしれない。
なんせ前回はイタリア人が嫌うモダンな建物(学生&外国人向け)に住んでいたから。

これは絵描きくんが作ってくれたRisotto ai funghi(きのこリゾット)。
ここの生活がすっかり気に入ってしまいました。
これからしばらく外泊続きなのがもったいないっ


南イタリア Provvidenti


南イタリアのProvvidentiに、自主開催ワークショップに来ています。
人口107人の、小高い丘の上にあるほんとうに小さな街。
そして風力発電が盛んな場所です。

石を積み上げられてできた家並み、坂道でできた男島を彷彿とさせる地形、
角を曲がると現れる 花で飾られたコモンスペースにめろめろ。

ここも2002年に大きな地震の被害があり、
危険なまま放置されている建物も沢山。そして若い人が大きな街へ流出しているのも
日本の地方都市と同じ問題。50%以上の家は空き家になっています。

これから数日、市長や街の人たちと一緒に、この街の可能性と改善点を探します。