月別アーカイブ: 2012年7月

in Napoli

I finally I understood. The world is not so difference. The distance between Asia and Europe was a little disappeared.

ナポリは、イタリア人が「カオティックだけど本当に美しい」って表現する街。
カオスさと美しさは、一体どうやって同居するんだろうってずっと思っていた。

そして訪れて、驚いた。
彼らの言う「カオス」さは、まさに東南アジアの街。
むっとする湿度の高い街のなかで、道に屋台がならび、
高密な街のあちこちで、道端におしゃべりをしながら人が溜まる。
この気候や密度から来る人の振る舞いが、大好きな東南アジアの街を彷彿とさせる。
そっか、彼らが言っていたカオスは、アジアに通じていたんだ。

そして”美しさ”は、自然が成す地形に由来する。
すぐそばにヴェスヴィオ火山がそびえ、その火山から作られた激しい地形。
青が美しい海を背景に、魔女の宅急便でキキが空から眺めたような街の景色。
そして一気に盛り上がる丘、雄大なヴェスヴィオ火山。

ナポリに訪れたなら、どこかパノラマが見れる場所にぜひ。
これはcastel dell’Ovo からの眺め。


パッセジャータという文化


イタリアには”パッセジャータ”という かなり面白い文化があります。
街のある”決まった通り”を、街じゅうのひとが決まった時間に
ゆっくり行き来して散歩するんです。行き来、するんです。繰り返し歩く。

そのときはシャワーを浴びてお洒落な服に着替えて、
お気に入りの香水をつけて出かけます。
時間帯はだいたい夕食前か、夕食後から真夜中。週末に週中しがち。

そして数時間歩いているあいだに、近所じゅうの知り合いにあって、
出会っては喋り、喋っては歩く。
この文化、少し前はどこにでもあったらしいのだけど、
特に小さな街に強く残っていることが多い。

そしてとうとう今日、南イタリアの街でホンモノのパッセジャータに出会った!
これ、0時前後の写真。
街中の大人から子供までがある決まった通りを行ったり来たりして、
道の端っこでくるっと振り向いて戻ります。
この街では、土曜の夜はパッセジャータのために、
ある通りがコムーネにより通行禁止になるらしい。公的に守られている文化。笑

日中ずっと外に出て喋っているリタイヤしたおじさまたちといい、
コミュニケーションの取り方が深いところから全くちがう。
ほんとに面白い。

彼らが一生のうちに喋っている時間を足し上げると、日本人はその
20分の1もコミュニケーションを取っていないんじゃないかと思う。
善し悪しじゃないとおもうけど、
ほんとうに、文化、習慣、プライオリティがほんとうにちがう。