カテゴリー別アーカイブ: 教育

NEOMUSEUM – ネオミュージアム:吉野の週末

ネオミュージアム

吉野Neomuseumの旅、終了!創造的な学び分野の最先端をはしる
同志社女子大学の上田信行先生といっしょに、日本各地から
バラエティあふれる専門家が集まってすごした週末。

そもそも「何が起きるか分からない旅」。それをオーナーシップを持って
楽しんでいただける皆さんに声をかけつつアレンジした会。
さすが即決して吉野まで来て下さった方ばかり、幾つもの化学反応が
起きる様を見ているのもとても嬉しかったです。

play play play

創造的な学びの状態(play(play play))とは?という問いからスタートし、
それを誘発するObjectのプロトタイピングをめざしました。
対話とドローイングを繰り返すなかで共通の概念が見えてきそうな感覚は、すごく面白かった。

そして上田先生の飽くなき探求心と、強い信念を持った在り方、
全ての人を包み込む笑顔がほんとに素敵でした。

まだまだプロトタイプ。一気にステージを作って駆けの登ったような週末、
次はもういっこ大きいステージにのぼりにまた集まりましょう!
ありがとうございました。

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レッジョの哲学

Reggio Emilia2

Reggio Emilia again! 最後の最後に原点に戻ってきた。
レッジョエミリアへのインタビューは今日がメイン。
レッジョアプローチのスクールに先生として20年間勤めて、
今はそれを発展させる仕事に従事している方と話し込んできた。
イタリア語上達していてほんとによかった。。

私が聞きたかったこと、預かった質問を交えながら
色んな話をして気づいたのは、ここにあるのは幼児教育だけじゃない、
全てに普遍的に通じる哲学だった。
とてもシンプルだけど、簡単には実現できない。

ブラジルの尊敬すべきボス、イタリアのおじいちゃんのような
アグリツーリズモのパイオニア、今年出会った繋がりを感じた人々と同じ世界だった。
そして私の中でのハイライトは、昨日のFabLabレッジョのファウンダーと
同じことを言われたこと。
収まる場所を探していた原点のひとつとぴったりつながった。最後の日に。

もう一つ、レッジョには、地域システムがある。
これは今年アグリツーリズモ研修で学んだことと似ている。
そして日本に帰ってからの大きな仕事に確実に繋がると感じた。
まだメソッドには落とせないけど、感覚をイメージできるかどうかは、
私にとってはとても大きい。

今日話したことを反芻しながら電車を乗り継いで、
家族のような仲間がいる家に帰ることがほんとに嬉しい。
最後の晩餐!


FabLab @ Italy

FabLab

ボス(教授)にレッジョのFabLabファウンダーを紹介されて、今日は二つの場所に
インタビューに行ってきた。ひとつめは既述のレッジョアプローチのラボ。
この二箇所めが、想像以上に面白かった。(ひとつめは言うまでもなく)
ものづくりと、モノ・コトを産み出すコミュニティのオルタナティブって
こういうことかと、初めて実感を持ちました。

ファウンダーのFrancescoは建築家。だけど様々なコラボレーションで
モノを産み出すコミュニティを作りたいと動いていた人。
アムステルダムでアイデアを得て、彼のイメージを実現するために
コムーネ(行政)にピッチし、レッジョエミリアで素晴らしい場所を得て、
今はTech designerやフェラーリのエンジニア達とFabLabを動かしている。

様々なローカルの会社が案件を持ち込んで、異なる能力を持つ
FabLabメンバーと一緒に、プロダクトやサービスを生み出していく。
同じ建物にエシキビジョンスペースを持ち、

生まれたプロダクトやサービスをストーリーテリングを使って広めて行く。

さすがレッジョエミリア、FabLabのもうひとつの大きな役割は
子供に場所を解放していること。子供たちと想像し、実現し、
ラボのなかはレッジョの大人・子供が作ったものでいっぱいだった。
3Dスキャナすら自作していた。
この街で育った子供はどんなクリエイティビティを備えていくんだろう。。
隣のモデナ大学でも教えている彼は、ここの経験をそのまま
エンジニアリングの学生に持ち込んでいる。

色んなイメージが重なって、ものすごく意気投合して話し込んだ。
この場所が成功しているシークレットも教えてくれた。
イタリアじゅうでひっぱりだこの彼に、絶妙なタイミングで会えてよかった。
次はみんなが居るときにこの場所を見せたい、あの熱気は
感じてほしいからということ、そして日本で相談があったら
なんでも言ってくれと、すごく心強い言葉をもらった。

私達がこれから作って行くものは、こういうフィロソフィーに近いんだと思う。
日本に帰るのが楽しみだし、仲間を世界中につくっていきたい。


レッジョエミリア :Reggio Emilia

reggio

今週、”世界で最も優れた教育”といわれる創造的教育実践が注目される、
イタリアのレッジョエミリアのラボを訪問します。
2年前、ワタリウムでのエキシビジョンも大盛況だったあのイタリアの街、
実は私の大学院と同じ州なんです。

インタビューに時間を割いてもらえるかは未確定なのですが、
とっても貴重な機会なので、インタビューチャンスがあれば
共有させていただきたいと思っています。
もしなにかインタビューしたいことなどなどありましたら、
メッセージかコメントお待ちしています。

Does anyone have any questions about the method of the Reggio Emilia Approach which is famous as a creative education method.
I’ll visit the lab this week. Since this is unusual chance, I’d like to share this opportunity with my friends. Please let me know if you have some questions about that.

「驚くべき学びの世界展@ワタリウム」
http://www.watarium.co.jp/exhibition/1104reggio/1104images/#ex
(写真はワタリウムサイトのもの)


International Workshop #3 day

国際ワークショップ3日目。
当たり前だけど全員母国語が違う。
言葉で完璧なコミュニケーションが取れない前提があると、
その状態でどうやっていいアウトプットをしようかと考える。
いろいろ工夫しようとがんばる。

自分の(日本人として、も意識しながら)役割を
考えて動くのが面白い。
昨日はチームメイトにオーガナイズを褒められたので、よしっ。
色んなカルチャーがミックスされて、
国民性ってほんとにあるんだな〜〜って実感します。

4~5カ国混合チームで分析と提案、フィールドワークを続けます。
沢山の仲間達に出会えて嬉しい、今日もがんばるのです。


International Workshopスタート!

ドイツとスペインの大学院、そしてベネチアの学生も混ざって
国際ワークショップスタート!
イタリアの地震の影響で沢山の歴史的建造物が使えなくなってるから、
急遽ホステルにて。
この美しい街を紹介できなくて残念だけど、
早速深夜までオステリアでわいわい語りあってきた。
最近エジプトとかアルバニアとか、初めて出会う国の友人ができて、
カルチャーの違いを沢山発見してとても面白い。
明日から本格ディスカッション!


中学2年生

中学校に授業に行ってきた。
中学生が、街の職業体験と取材をして、それを雑誌化する授業。
職場体験の事前授業として、「働く」ことについて考えることと
取材の準備をもたせていただくのです。


私は母が先生で、姉も先生で、父も大学で教えている。
妹も先生になろうとしている。
そして私は高校のときに、学校という枠からガタンと外れてみたから、
先生というものは避けては通れないなと思っていた。


会社で募集していて、すぐさま応募したのです。担当は中学2年生。

中学2年生、ガラスのハートでした。
触れていいところと、すぐに割れちゃうところがある。
存在自身がそのままガラスのときもある。

思春期のこのきゅーーんとした感じ、そーだったそーだった、
恥ずかしがりやですごく複雑なんだった、って わーっと思い出した。
大変!みんな生きるのがとても大変そう。(この時期には二度と戻りたくないw)

でも、エイっと思いきってガラスを割りにいってみたり、
恥ずかしがらずに大きく振る舞える雰囲気を一気に作りにいってみると、
たった2コマの間に、みんなの表情も反応も全然変わってきた。

恥ずかしがってプリント見せてくれなかった子も読み上げてくれて、
クラスのあちこちからにこにこ顔と声が返ってくる。

こんな短時間で激変する彼らの様子に、なんだかすごくじーんとしたのです。


中学生のこの時期、どんな大人へも転ぶ可能性がある。
この触れ幅の大きさを知ってしまった。この時期だったんだ。

この時期に側にいる大人が与える 彼らへの影響が計り知れない。
ガラスのハートをちょっとずつ壊してすり減らしながら1年すごしていくか、
上手に揺らしてあっためて、崩したり厚くしたりしながら強くしていくか。

教育ってすごい。そしてこわい。
人を目の前にしてする仕事って、心臓がジンジンする。

母たちの仕事の大変さ、尊さがわかったのです。

職場体験(3日間みっちり)から返ってきた彼らが、どんな風に変わっているかすごくたのしみなのです。