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パリ市で始まったプロジェクト、驚いた。「市の予算の5%を、市民参加型の提案に使う」というもの。パリ市をImproveする案を市民が提案し、市民が投票し、実施されるアイデアが決まるそう。パリの予算5%といったら、€426m(550億??) …!!

就任したばかりの女性市長は、”民主主義は言葉上ではなく、実施されなければならないもの。だから伝統的な選挙プロセスを超えて、パリ市民が自分たちの街の将来にむけた発言権をもつために、革新的な方法を発見した”と。
“予算の鍵を市民に渡して、仲間のパリジャン達に What would you do to improve their city? と投げかけた”とのこと。かっこいい…

結果どんな案が採択されたんだろう?と調べてみると、1番人気は”生物多様性を向上させるためのガーデンウォールを作る”というもの。”小学校に学びの庭園を導入する”案や、”展示会や映画上映のために環状道路周辺の放棄された場所を変換する”という案も。(3番目、めちゃくちゃやりたい。)

ものすごい取り組み。こういう取り組みがアナウンスされていると、自分たちが暮らす市へのエンゲージがぐっとあがりますよね。民主主義の新たな形。(解釈に間違いありましたらご指摘くださいませ)

日本の自治体のみなさまは、どう思われますか?
https://budgetparticipatif.paris.fr/bp/


投稿者 yukinco

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